2024.7.22☀夏の車内にご用心☀


こんにちは!
ソコカラの清水です😊

東北・北陸もまもなく梅雨が明け、全国的に「夏本番」ですね!!
この時期、帰省や旅行などお出かけする機会が増える方もいらっしゃることと思います🚗✨


楽しいお出かけのはずなのに・・・


毎年必ず目にする熱中症のニュース😢


熱中症に関する情報は、もう十分すぎるほど溢れていますが、この機会にぜひ再認識していただけますと幸いです🙏

また「夏の車内」に特化した内容もお伝えしたいと思っております。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ !!



目次



1.夏の車内、どうなっている!?

炎天下☀(外気温35℃)の状況下・・・(´Д`υ) 条件の異なるお車5台を用意して、以下3つの温度を測定する実験が行われました。

車内の最高温度

車内の平均温度

ダッシュボードの最高温度

時間は12時から16時までです。温度はどのように変化するでしょうか?🤔



◇ ボディーカラーが「黒」のお車

エンジンを停止させて、わずか30分後に車内温度が約45℃に!さらに15時頃には55℃を超えました⚡Σ(゚д゚)!!

◇ ボディーカラーが「白」のお車

黒のお車と比較すると全体的に4~5℃低いものの、危険な温度であることには変わりありません・・・🥵💦



ボディーカラーが白のお車で、それぞれの「暑さ対策」をとっています。



◇ サンシェード装着しておく
ダッシュボードの温度上昇が抑えられました。


◇ 窓を3cm開けておく
車内温度にごくわずかな効果が・・・。


◇ エアコンを作動させておく
唯一、車内を適正温度に保てました。


全5台のお車、測定温度はこちらです👇

条件/温度車内最高温度車内平均温度ダッシュボード
最高温度
黒のお車57℃51℃79℃
白のお車52℃47℃74℃
サンシェード50℃45℃52℃
窓あけ45℃42℃75℃
エアコン27℃26℃61℃

※この実験は JAF で行われたものです。



くれぐれもご注意いただきたいのは、「エアコンをつけておけば安心」ではないことです!!
もし子どもやペットなどを乗せたままお車から離れてしまったら、燃料切れでエアコンが止まってしまう、誤操作でお車が動いてしまうなどの恐れがあります!!😱😱😱⚡

危険です!!


いかなる理由があっても、短時間であっても、お車の管理ができない方だけを車内に残していくことはできません!!(曇りや雨の日でも油断はできません☁☔)



2.車内での熱中症

エアコンをつけて走行中🚙💨 安全かと思える車内でも、輻射熱(ふくしゃねつ)などによって熱中症になる可能性は十分にあります。


初期段階では・・・


・めまい
・立ちくらみ
・生あくび
・大量の発汗
・筋肉痛、筋肉のこむら返り など


さらに悪化すると・・・


・頭痛
・嘔吐
・倦怠感
・判断力低下
・集中力低下
・虚脱感  など



応急処置をしてください!!

・衣服をゆるめる

・体を冷やす
(首の周り、脇の下、足の付け根など)

・経口補水液または水分と塩分を補給する

・涼しい場所へ避難する  など


自力で水が飲めない、応答がおかしいときは、ためらわずに救急車を!!




・通気性、吸湿性、速乾性のある衣服を着用する。

・エアコンや扇風機で車内温度を調節する。

・無理をせず休憩をとる。

・こまめに水分と塩分を補給する。
(のどが渇いたと感じる前に飲む!)


とくに遠出するときには、クーラーボックスに保冷剤や飲み物、冷たいタオルなど入れておくと便利です😉💕





◇ 換気する
・窓とエアコンで換気する(もっとも有効)
・ドアと窓で換気する

◇ 便利グッズを利用する
・夏用カーシート
・冷却スプレー(火気厳禁)
・車内用扇風機 など


◇ その他
できるかぎり「熱中症警戒アラート」発表時の外出は控える。
可能であれば日を改めることを検討してみてください🙏

「車のボディに水をかける」対策は、実は思ったような効果は期待できません・・・😟💬





3.夏の車内に放置してはいけないもの

先ほどのJAFの実験で、面白いものがありました!😆
ダッシュボードにフライパンを置いて生卵を割り、その変化を見るというものです👀🌀 結果は約2時間で白身全体が固まったそうです。目玉焼きができてしまいました🔥

以下にお車の中に放置してはいけないものと、その危険性をまとめました。

   放置してはいけないもの       危険性
精密機器
(スマホ・ノートPCなど)
故障、液晶割れ、変形、液漏れなど。
リチウム電池は爆発の可能性あり!!
使い捨てのガスライターガスが抜ける。爆発の可能性あり!!
スプレー缶爆発の可能性あり!!
乾電池液漏れ。発火する可能性あり!!
透明なもの
(めがね、水入りペットボトル、吸盤など)
収れん火災の可能性あり!!
※太陽光が一点に集中して起こる火災
炭酸飲料水破裂する可能性あり。
溶けやすいもの
(プラスチック製品、化粧品など)
危険性はないものの、大切なものならショックです😭 掃除も大変です。








いかがでしたでしょうか?

個人的には、暑さ対策に一番大切なのは「他人事」だと思わないこと!!
若くても🌱、体力に自信があっても💪です!!

また今回は「熱中症」にフォーカスした内容でしたが、夏のお車には「火傷」の危険もあります!!ダッシュボードはもちろん、無意識に触ってしまいがちなハンドルにもご注意くださいね💦


暑さ対策を万全に🍧✨ この夏、元気な毎日を!!
そして、楽しいカーライフをお過ごしくださいませ😊🍀

最後までお読みいただきましてありがとうございました!!
ぜひ次回のブログにもお立ち寄りくださいね\(^o^)/


【出典】

厚生労働省 熱中症予防のための情報・資料サイト
環境省 熱中症予防情報サイト
JAF 車内の環境(車内温度/紫外線/空調)(JAFユーザーテスト)




カーセンサー掲載情報

●仙台展示場
https://www.carsensor.net/shop/miyagi/100265006/

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